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FEEL KYOTO 2016 / Artist in Residence

2016

FEEL KYOTO 2016 / アーティスト・イン・レジデンス

FEEL KYOTO 2016 / Artist in Residence

北野商店街滞在制作(京都)

主催:FEEL KYOTO
共催:小須戸アートプロジェクト
協力:STUDIO MONAKA , STUDIO SOARING BIRDS , ozasa_hayashi project

FEEL KYOTO 2016 / Artist in Residence

2016年、南条嘉毅は京都での滞在制作として、FEEL KYOTOに参加した。町家や長屋など、街の中に点在する場所を会場に、展示やパフォーマンスを通して京都の新たな魅力を見つめ直す企画である。南条は、物語の舞台として共有されてきた京都のイメージと、実際に歩き、見つめ、採取した風景を重ね合わせながら制作を行った。作品は、都市空間と個人/集団の記憶を媒介しながら、静かな結節点として立ち上がっている。

2016年、南条嘉毅は京都での滞在制作において、FEEL KYOTOの企画に参加した。FEEL KYOTOは、京都市内西側に点在する町家や長屋、改装された店舗などを会場とし、展示やパフォーマンスを通して、まだ十分に知られていない場所の魅力を掘り起こすプロジェクトである。観る者は作品鑑賞にとどまらず、街を歩き、空気や時間の層に触れながら体験を深めていく。

再開発が進む一方で、歴史的街並みの消失が続く京都において、本企画は古い建物を単なる保存対象としてではなく、新たな感性と結びつく実験の場として捉えている。南条は、京都を舞台に語り継がれてきた物語の書き出しに着目し、物語によって共有されてきたイメージと、実際の場所の風景、さらには現地で採取した土や写真を並置することで、そのズレや重なりから立ち上がる風景を探った。来場者の記憶や想像も制作に取り込みながら、物語と現実、過去と現在を往還する表現を試みている。本作は、点在する場所や個々の記憶を結び直し、京都という都市が内包する時間と文化をあらためて問いかける滞在制作である。

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