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撮影:木村 雅章
2024
KAATアトリウム映像プロジェクト vol.29
KAAT Atrium Video Effects Project vol.29
KAAT 神奈川芸術劇場 (神奈川)
映像
《余光の海》短編 2024年 03:35
撮影:南条嘉毅
編集:川嶋鉄工場
《スズ・シアター・ミュージアム ショートフィルム》2022年 02:47
制作:映像ワークショップ合同会社
提供:珠洲市、スズ・シアター・ミュージアム


撮影:木暮伸也
撮影:木暮伸也
KAATのアトリウムに、珠洲の海が立ち上がる。
2020〜24年に撮影した映像《余光の海》短編を上映。能登半島地震によって隆起した海底の風景も新たに加えられている。変わらないと思われた海と、大地の時間の揺らぎ。あわせて《スズ・シアター・ミュージアム》ショートフィルムも紹介。

KAAT神奈川芸術劇場アトリウムという都市的公共空間において、珠洲の海をめぐる時間の断層を提示する映像上映である。《余光の海》は、奥能登国際芸術祭への参加および「スズ・シアター・ミュージアム」のキュレーション実践を背景に、2020年以降継続的に撮影された海の記録を再編集したものである。2024年1月の能登半島地震によって海底が隆起し、地形そのものが可視化された出来事は、人間の生活時間とは異なる地質学的時間の顕在化として重要な契機となった。本作では、震災前後の映像を重ねることで、持続しているように見える風景の内部に潜む断絶と連続を浮かび上がらせる。また併映される《スズ・シアター・ミュージアム》ショートフィルムは、民具の収集・保存・展示を通じて地域の記憶を再編する試みを紹介する。アトリウムという通過的空間において、海と土地の長い時間を一時的に呼び込む構成となっている。
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